【10月27日 AFP】(更新)パキスタン北西部にあるマドラサ(イスラム神学校)で27日、授業中に爆弾が爆発し、少なくとも学生7人が死亡、70人が負傷した。

 警察発表によると、爆発が起きたのは首都イスラマバードの西方約170キロに位置するペシャワル(Peshawar)のマドラサで、当時60人以上が授業を受けていた。

 地元病院はAFPに対し、死者7人と負傷者70人が搬送されたと述べた。死者はいずれも20~40歳の男性だという。

 負傷者には教師や7歳の少年らが含まれている。

 警官関係者はAFPに対し、「神学校でコーラン(イスラム教の聖典)の授業中に爆発が発生した。何者かが校内にかばんを持ち込んだ」と述べた。かばんを持ち込んだ者は爆発前に講堂を後にしたという。

 爆発に関してこれまでのところ犯行声明は出ていない。(c)AFP/Lehaz Ali