【10月26日 AFP】ベラルーシの反政権派指導者スベトラーナ・チハノフスカヤ(Svetlana Tikhanovskaya)氏は25日、翌26日からのゼネストを国民に呼びかけた。25日には強権統治を続けるアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領への抗議デモが首都ミンスクで行われ、10万人が参加した。

 反政権派はルカシェンコ大統領に対し、25日までに退陣するよう求める「最終通告」を突きつけており、デモ行進はその期限日に合わせて実施された。

 メッセージアプリ「テレグラム(Telegram)」の反政権派のチャンネルによれば、警察は閃光(せんこう)発音筒(スタングレネード)を使用してデモ隊を排除し、多数の参加者を拘束したという。同チャンネルはまた、パニック状態の現場で大勢が逃げる様子を配信した。

「ビアスナ人権センター(Viasna Human Rights Centre)」によれば、25日夕方までに160人近くが拘束された。(c)AFP