【10月22日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)に本社を置くスマートフォン大手のvivo(ビボ)は20日、ポーランド、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、英国の欧州6カ国の市場に進出すると発表した。

 vivoは同日夜にオンラインで開催した発表会で、欧州ユーザー向けの第5世代移動通信システム(5G)対応スマホと2種類のワイヤレスイヤホンを発表した。同社はすでに昨年11月に欧州オフィスを設立しており、現在16カ国からの従業員が独デュッセルドルフの欧州本部で働いているという。

 また、欧州サッカー連盟(UEFA)と長期的戦略協力関係を結び、今後2回のUEFAヨーロッパリーグのグローバルオフィシャルパートナーとなることを明らかにした。

 2014年に国際市場に進出して以来、同社はすでにアジア、オセアニア、アフリカの30以上の国・地域で製品販売とサービスを展開している。

 第三者機関の市場調査会社、カウンターポイントが発表した2020年第2四半期(4~6月)のスマホ売上高シェアランキングによると、vivoは世界4位に入り、アジア地域でのシェアは15%と2位に付けている。(c)Xinhua News/AFPBB News