【10月21日 Xinhua News】中国生活情報サイト「58同城」と住宅情報サイト「安居客」はこのほど、中国50都市を対象に「住みやすさ」と「業界発展度」の2つの指標を比較し居住吸引力指数をランキング化した「2020年都市人材居住吸引力報告」を発表した。西部の代表都市である成都市(Chengdu)と重慶市(Chongqing)は人材吸引力が比較的高く、戸籍登録のハードルの低さ、住宅や仕事探しの人気度などでいずれも上位につけ、総合居住吸引力指数で他都市をリードした。中国証券報が伝えた。

 求人需要のデータによると、今年上半期(1~6月)に一線都市(北京市、上海市、広州市、深圳市)をリードしたのは深圳市(Shenzhen)だった。経済規模で一線都市に続く新一線都市(成都市、杭州市、重慶市など15都市)のトップは成都市で、重慶市と東莞市(Dongguan)が続いた。新一線都市に続く二、三線都市は高い成長を遂げ、企業の雇用需要は昆明市(Kunming)が前年同期比52・4%増、嘉興市(Jiaxing)も30%を超えた。(c)Xinhua News/AFPBB News