【10月9日 AFP】韓国南部・順天(Suncheon)の田んぼをツルが舞っている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で困難な状況に陥った人々を励ますためにつくられた田んぼアートだ。

 首都ソウルから320キロ離れた順天では毎年、さまざまな種類のイネを使って田んぼアートが制作されている。

 上空からしか見えない作品は、地元の子どもや農家の人々がデザインしており、今年はツルの他、テントウムシ、魚、田んぼを牛で耕す人々などが描かれている。

 また大事なアート作品を鳥から守るため、田んぼの周りには、韓国の伝統衣装を着たかかし500体以上が置かれている。(c)AFP