【10月10日 CNS】中国・山西省(Shanxi)臨汾市(Linfen)曲沃県(Quwo)で先月26日、「晋陝豫黄河金三角国際果物野菜博覧会」が開催された。スマート栽培展示エリアでは、国内外の果物・野菜産業分野のスマートインフラ、新技術、新設備などが展示されていた。新製品、新技術、新しい農業形態が結集されたこの博覧会では、国内外の最新技術や、農場から食卓までのスマートサプライチェーンを実感することができる。

 野菜を栽培したいが、土地がない? 展示エリアでは、塔のように何層にも重ねられた円柱や多角形の柱状の栽培床で野菜が育てられている。野菜が柱体の表面に沿って垂れ下がるため、空間が節約でき、生産性が高いという。また、「スマート蔬林」では、配管を立体的に張り巡らせた水耕栽培設備が展示され、来場客はその中を通り抜け、新たな農業形態で作られる野菜の観賞を楽しむ場となっていた。(c)CNS/JCM/AFPBB News