【10月7日 AFP】米アップル(Apple)は、今月13日(日本時間14日未明)にメディアイベントを開催すると発表した。イベントでは第5世代(5G)移動通信システムに対応する新型iPhone(アイフォーン)が発表されるとの期待が高まっている。

 アップルは先月に開催したイベントで一連の新サービスを発表したものの、期待されていた新型iPhoneは披露せず、一部ファンを落胆させた。

 アップルは毎年、年末のホリデーシーズン前に新型iPhoneを発表しているが、今年は新型コロナウイルスの流行によるサプライチェーンの混乱で新製品発表計画に数週間の遅れが出ていると説明していた。

 アップル公式ウェブサイトでの発表ではイベントの具体的な内容は明らかにされていないものの、「Hi, Speed(こんにちは、スピード)」(日本語版の発表では「速報です」)とのメッセージが含まれており、世界各地ですでに導入が始まっている高速通信システムの5Gに言及したものとみられる。

 米ウェドブッシュ・セキュリティーズ(Wedbush Securities)のダニエル・アイブス(Daniel Ives)氏は、計4モデルが用意されるとみられる新型iPhoneについて、旧モデルからの買い替え需要が高いとの見解を示した。(c)AFP