【9月30日 CNS】国慶節(建国記念日)と中秋節による10月1~8日の大型連休を前に、中国外交部領事局は28日、「連休中は不要不急の海外旅行を控えて」と通知した。

 通知は「世界では依然として新型コロナウイルスが流行し、各国が旅行制限措置を取っており、中国人の海外旅行は健康と安全面のリスクに直面する」と指摘。海外旅行による感染の恐れや長期間の隔離、海外滞留というリスクを十分に理解するよう呼びかけ、「国内在住者はできる限り海外旅行を避け、海外在住者はできる限り国境を越えた移動を避けること」と促している。

 また、留学、ビジネス、就労のために海外に行く必要がある人々には「出発前に目的国の入国手続きや乗り継ぎ、感染症予防に関する施策を細かく把握し、それに合わせた準備しなければならない」と注意し、「緊急の場合は現地の中国大使館・領事館に連絡して保護を求めるように」と呼びかけている。(c)CNS/JCM/AFPBB News