【9月25日 Xinhua News】中国国務院はこのほど、中国(湖南)自由貿易試験区を正式に承認した。発足式が行われた24日、湖南省(Hunan)政府は記者会見を開き、同試験区について説明した。

 同試験区は面積が119・76平方キロで、長沙(Changsha)、岳陽(Yueyang)、郴州(Chenzhou)の3エリアからなる。長沙エリアは79・98平方キロで、臨空経済を特長とし、世界的なハイレベル設備製造業拠点、内陸部の現代的ハイレベル現代サービス業センター、中国・アフリカ経済貿易高度協力先行エリア、中部地区興隆の成長拠点を構築していく。

 岳陽エリアは19・94平方キロで、臨港経済を特長とし、長江中流域総合水運物流センター、内陸臨港経済モデルエリアを構築していく。郴州エリアは19・84平方キロで、湖南省と香港・マカオ地区間の直接接続を優位性とし、内陸部における産業移転・加工貿易の構造転換と高度化の重要プラットフォーム、湖南省と香港・マカオの協力モデルエリアを構築していく。(c)Xinhua News/AFPBB News