【9月23日 AFP】国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士らは22日、ISSが宇宙ごみとの衝突を避けるための「回避マヌーバ」を実行した。米航空宇宙局(NASA)が発表した。

 この宇宙ごみは「ISSから数キロ」の距離を通過する見通しだったが、「念には念を入れて、この物体からさらに距離をとるため、ISSの軌道を変更した」という。軌道変更には2分半かかった。

 ロシア人2人と米国人1人、計3人の飛行士は回避マヌーバが始まると、必要に応じて脱出できるように宇宙船ソユーズ(Soyuz)近くに移動した。

 このような軌道調整は定期的に必要となるもので、NASAによると、1999年から2018年までに計25回行われている。(c)AFP