【9月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は95万3025人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3055万6040人の感染が確認され、少なくとも2062万9000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 18日には世界全体で新たに5813人の死亡と33万1948人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1247人。次いで米国(880人)、ブラジル(858人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに19万8597人が死亡、672万5044人が感染し、少なくとも255万6465人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万5793人、感染者数は449万5183人。以降はインド(死者8万5619人、感染者530万8014人)、メキシコ(死者7万2803人、感染者68万8954人)、英国(死者4万1732人、感染者38万5936人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの95人。次いでベルギー(86人)、スペイン(65人)、ボリビア(65人)、ブラジル(64人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5269人、回復者数は8万464人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が32万809人(感染863万6686人)、欧州が22万4786人(感染477万9619人)、米国・カナダが20万7837人(感染686万6650人)、アジアが12万3321人(感染707万7509人)、中東が4万1741人(感染177万1780人)、アフリカが3万3621人(感染139万2772人)、オセアニアが910人(感染3万1029人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP