【9月19日 AFP】男子テニスのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)が18日、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2020)の2回戦で敗れた後、ソーシャルメディアを通じて大量の人種差別的なコメントを受けたと明かした。

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「閲覧注意」と警告してからインスタグラム(Instagram)で投稿を始めた世界ランキング9位のモンフィスは、自身の肌の色について言ったり、自身を「負け犬」呼ばわりしたりする暴言の一部をシェアした。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響で、今大会が半年以上ぶりの公式戦だったモンフィスは、17日の試合で世界97位の予選勝者ドミニク・コーファー(Dominik Koepfer、ドイツ)に2-6、4-6で敗れた。

 1回戦の試合は免除されていたモンフィスは、これが全仏オープンテニス(French Open 2020)前の最後の前哨戦となる中で「あまり良いとは言えない」「これだけひどいプレーをしてしまうと、かなりいらいらもする」とコメント。

 投稿の中の一つには「全力を出し切ったが、残念ながら最悪だった」「良い夜ではなかったけど、もっと強くなって戻って来たい」と記している。(c)AFP