【9月20日 Xinhua News】中国の雲南省(Yunnan)紅河(Honghe)ハニ族イ族自治州博物館(紅河州博物館)で16日、少数民族の古書文化遺産を展示する巡回展が始まった。

 今回の巡回展では、雲南省少数民族の古書の中でも代表的で重要な価値のある原本60点、および同省が30年余りにわたって整理・出版してきた重要な学術成果48種類、200冊余りが厳選された。古書はイ文字、ペー文字、ダイ文字、トンパ文字、チベット文字など10種類の少数民族の文字で書かれている。また会場では、古書の継承者によるデモンストレーションも行われ、来場者に古書文化の魅力を伝えた。

 同博物館での展示は11月1日までで、その後、西双版納(シーサンパンナ、Xishuangbanna)ダイ族自治州、楚雄市(Chuxiong)、大理市(Dali)など省内各地を巡回する。(c)Xinhua News/AFPBB News