【9月13日 Xinhua News】中国の白鶴灘水力発電所の右岸では9日、世界で2台目となる100万キロワット水力発電ユニットの回転子(ローター)が設置された。先月18日には左岸に世界初となる100万キロワットの水力発電ユニットに回転子が設置されており、同発電所の建設はさらに前進した。

 回転子は水力発電ユニットの要となる部品で、その設置は最も重要な意味を持つ。同日設置されたのは右岸で最初の回転子で、ハルビン電気集団が研究開発、外径は16・5メートル、高さは約3・9メートル、総重量は2千トンを超える。

 四川省(Sichuan)寧南県と雲南省(Yunnan)巧家県の県境を流れる金沙江で建設が進む同発電所は、建設中の水力発電プロジェクトとしては世界最大級となる。発電所全体の設置容量は1600万キロワット、左右両岸にそれぞれ8基の設備容量100万キロワットの発電ユニットを配置する。(c)Xinhua News/AFPBB News