【9月7日 AFP】米大リーグ(MLB)で歴代2位の盗塁数を記録し、1985年に殿堂入りしたセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)のレジェンド、ルー・ブロック(Lou Brock)氏が6日、死去した。81歳だった。

 ブロック氏が1961年にMLBでのキャリアをスタートしたシカゴ・カブス(Chicago Cubs)が、訃報を伝えた。

 MLBで19年にわたりプレーしたブロック氏は、1964年にトレードで加入したカージナルスでスター選手となった。同年と1967年にはワールドシリーズ制覇を経験し、球団は同氏がつけた背番号20を永久欠番にしている。

 ブロック氏は1979年に現役を引退。通算938盗塁は、リッキー・ヘンダーソン(Rickey Henderson)氏に破られるまで歴代最多の記録だった。

 ブロック氏は外野手としてオールスターゲーム(All-Star Game)にも6度出場し、ナ・リーグの盗塁王には計8度輝いた。通算成績は打率.293、3023安打、149本塁打、900打点だった。(c)AFP