【8月25日 AFP】元陸上男子短距離のレジェンドであるウサイン・ボルト(Usain Bolt)氏は24日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したと報じられている中で、自主隔離に入ったことを明らかにした。

 ジャマイカ出身のボルト氏は、ツイッター(Twitter)に投稿した動画で、これまで症状は何もないと強調した一方で、自分と接触した友人に用心するように促しつつ、「この週末、みんなと同様にソーシャルメディアをチェックして、自分が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染したと書かれているのを見た」と語った。

「仕事があって(ジャマイカを)出発するので、22日に検査を受けた」というボルト氏だが、結果を受け取ったかについては言及せず、「責任を果たすため、外出を自粛して安全を保つことにする」と話した。

「それと、今は何も症状はない。これから自主隔離に入って、今後の手順やどのように自主隔離するのかについて、保健省からの指示を待つ」「それまでは、友人に電話して自分と接触していた人には安全と隔離を保ち、休もうと話すつもりだ」

 21日に34歳になったボルト氏は、100メートルと200メートルの世界記録保持者で、五輪では計8個の金メダルを獲得。国際大会での最後の試合は、2017年の世界陸上ロンドン大会(16th IAAF World Championships in Athletics London)となっている。

 5月には、パートナーであるカシー・ベネット(Kasi Bennett)さんとの間に第1子となる女の子が誕生した。(c)AFP