【8月14日 Xinhua News】中国海南省(Hainan)の自由貿易港建設が国際社会の幅広い関心を集めており、37カ国の中国駐在大使や広州(Guangzhou)、上海領事館の外交官が12日から15日までの日程で、現地を訪れ、優遇政策や特色ある産業の状況を視察する。

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 「これは自由貿易港建設のマスタープランが先月1日に発表されてから初めての対外的政策説明交流活動であり、海南省で規模最大、レベル最高の外国大使集中視察でもある」と同省外事弁公室の王勝(Wang Sheng)主任は強調した。

 海南省は各国との友好交流と実務協力を進めており、今年6月24日にはポーランドのルブシュ県とビデオ会議を行い、自由貿易港建設によるビジネスチャンスについて話し合った。7月に入ってからオランダ、デンマーク、ニュージーランドの在広州総領事が相次いで現地視察した。

 現在、海南省は6大陸の64の都市と友好関係があり、「国際友人の輪」を絶えず広げ、自由貿易港建設で全世界に向けて開放、融合を推進している。(c)Xinhua News/AFPBB News