【7月24日 AFP】米国は23日、ロシアが宇宙空間で衛星攻撃兵器の実験を行ったと非難し、「米国や米同盟国の宇宙機構に対する脅威は現実かつ深刻で、増大している」と指摘した。

 米宇宙軍(Space Command)は、ロシアが7月15日に「宇宙配備型の衛星攻撃兵器の非破壊試験を実施した証拠がある」と発表した。

 マーシャル・ビリングズリー(Marshall Billingslea)米大統領特使(軍縮問題担当)は、「明らかに容認できない」とツイッター(Twitter)に投稿。来週オーストリアのウィーンで開かれる新戦略兵器削減条約(新START)の後継条約に関する協議で「主な議題」とする考えを示した。(c)AFP