【7月17日 Xinhua News】新型コロナウイルス感染症流行のため1月24日から公開が中止されていた中国上海市の竜華寺が15日、雨の中で一般公開を再開した。新型コロナ予防・抑制常態化時期の関連規定に従い、予約方式を採用し、1日の参拝・拝観者を2千人に制限している。

 同寺の歴史は古く、三国時代に創建されたと伝えられる。宋代の「七堂伽藍制」式の伽藍配置をしており、山門の前には宋代の木造仏塔、竜華塔が立つ。寺には明代万暦年間の鍍金銅(金メッキされた銅)の毘盧遮那仏などが安置されている。同寺は、上海地域で古くからの仏教典籍が最も多く集められている寺院の一つでもある。(c)Xinhua News/AFPBB News