ジェディナクが現役引退を表明 オーストラリア代表の元主将
発信地:シドニー/オーストラリア
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【7月12日 AFP】サッカーオーストラリア代表の元主将で、イングランド・プレミアリーグのクリスタルパレス(Crystal Palace)などで活躍したMFマイル・ジェディナク(Mile Jedinak)が12日、現役引退を表明した。
35歳のジェディナクは、2011年にトルコ1部リーグのゲンチレルビルリSK(Ankara Genclerbirligi SK)からパレスに移籍し、5シーズンを過ごした。チームがプレーオフを制してプレミア復帰を果たした2013年には主将も務めた。
2016年にはアストン・ビラ(Aston Villa)に移籍したが、昨シーズン終了後に放出された。
キャリアを開始した母国Aリーグのチームに復帰するのではないかともうわさされていたが、この日インスタグラム(Instagram)で引退を発表し、「自分はプロサッカー選手になることを夢見る西シドニー出身の少年の一人だった」「その目標を達成する旅路は、たくさんの経験や挑戦、一生大切な思い出でいっぱいだった」とつづった。
「所属したすべてのクラブに、自分がそうするチャンスを与えてくれたことを感謝する。新たな人生の始まりだ」と記したジェディナクに対しては、パレスもツイッター(Twitter)で「選手たちのリーダーで、クラブのレジェンドだ」と称賛の言葉を送った。
ジェディナクは、オーストラリア代表としては79試合でプレーし、2018年に代表から引退するまで3度のW杯(World Cup)に出場。2015年には母国開催のアジアカップ(2015 AFC Asian Cup)でキャプテンとして優勝を経験した。(c)AFP