【7月12日 Xinhua News】中国国務院合同予防抑制メカニズムは10日午後、記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症の輸入リスク防止やコールドチェーンで輸入された食品の監督管理強化について説明した。

 税関総署輸出入食品安全局の畢克新(Bi Kexin)局長は、会議で次のように説明した。全国の税関はコールドチェーンで輸入された食品に対し、新型コロナウイルスのリスク検査を実施した。

 大連税関は3日、エクアドル産冷凍バナメイエビを積んだコンテナの内壁のサンプル1点と、同エビを包んだ外包装のサンプル3点から、新型コロナウイルスの核酸検査で陽性を検出した。アモイ税関も3日、同エビを包んだ外包装のサンプル2点から陽性を検出した。消費者の健康を守るため、税関総署はエクアドル企業3社の中国での登録資格を即日から一時停止するとともに、製品の輸入を停止し、一時的に差し押さえた貨物について返品、廃棄などの処置を講じることを決定した。(c)Xinhua News/AFPBB News