【7月11日 CNS】中国・雲南省(Yunnan)金平県()沙依坡郷(Shayipoxiang)にある村の駐在員が道の辺の雑草で、羽根をパタパタとさせ、か細く鳴く、ヒヨコほどの大きさがあるフクロウのひな2羽を見つけた。駐在員は直ちに現地の森林警察に連絡し、その後、警察によって保護された。

 警察によると、2羽のフクロウは「オオスズメフクロウ」で、国際自然保護連合(IUCN)の2012年「絶滅危惧種レッドリスト」に登録され、中国国家二級重点保護野生動物にも属している。

 その後、警察はこの2羽のオオスズフクロウを金平県森林警察に引き渡し、丹念に治療と飼育をされ、羽毛が生えそろったら自然に帰すという。(c)CNS/JCM/AFPBB News