【7月11日 Xinhua News】中国海南初の国家海外人材オフショア革新・起業基地の設立が正式に承認された。海南自由貿易港で一層積極的、開放的、効果的な人材政策を実施し、より開放的で柔軟な国際的人材誘致・頭脳導入モデルと革新(イノベーション)起業体制・メカニズムを模索するための舞台を提供した。海南省科学技術協会が8日発表した。

 中国科学技術協会の承認によって設立された同基地は、海口復興城インターネット革新起業パークを核心区、海口国家ハイテク区、江東新区、海南師範大学国家大学科技園を共同建設区として、「1+3」の一核三区という国際的オフショア革新・起業基地の全体的配置を作り上げる。

 同基地は海外の人材を対象として、低コストで、円滑化された、全要素型、開放型の空間担体(キャリアー)を構築し、海南自由貿易港の人材、産業・貿易円滑化政策を拠り所に、先行試験を行う。そして国際的な人材を海南自由貿易港に誘致してオフショア革新・起業を進め、イノベーションによって海南国際オフショア革新・起業モデル区の建設を促し、開放的な制度という強みを人材の強みに変え、海外のハイエンドな知的資源と要素の誘致・集積を加速して海南に定着させるという。(c)Xinhua News/AFPBB News