【7月9日 AFP】7日に行われたイタリア・セリエAのレッチェ(US Lecce)戦で、相手のジューリオ・ドナティ(Giulio Donati)をかんで退場となったラツィオ(SS Lazio)DFパトリック(Patricio Gabarron Gil)が8日、4試合の出場停止処分を言い渡された。

 後半アディショナルタイムに起きたパトリックのかみつきは、これまでに同じ理由で3度にわたって出場停止処分が下ったウルグアイ代表FWルイス・スアレス(Luis Suarez)を思い出させた。

 ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定の末、パトリックにはレッドカードが提示されたが、同選手はこれに抗議しなかった。試合はラツィオが1-2でまさかの黒星を喫している。

 27歳のパトリックには1万ユーロ(約121万円)の罰金も科されている。(c)AFP