【7月6日 AFP】練習中にライナーが頭部に直撃し、ニューヨーク市内の病院に搬送された米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の田中将大(Masahiro Tanaka)が、病院を離れた。

 田中は4日にジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)の強烈なピッチャー返しを頭に受け、マウンドに数分間倒れ込んだままだったが、治療を受けてその日のうちに帰宅した。

 アーロン・ブーン(Aaron Boone)監督は「マサは脳振とうのような症状が出たが、徐々に良くなっている。病院で多数の検査を受けたが結果は全て異常なしだった」と話し、田中は継続治療のための「脳振とうプロトコル」に入ったと続けた。

 延期となったシーズン開幕前のチームの公式練習初日にアクシデントに見舞われた田中だが、自身のSNSでマウンド復帰を楽しみにしていると話している。

「ご心配をおかけしております。患部に痛みはありますが、それ以外は元気です。できるだけ早くまた、マウンドに上がれるように頑張っていきたいと思います」 (c)AFP