【7月5日 AFP】米大リーグ(MLB)、元サイ・ヤング賞(Cy Young Award)投手でロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)に所属するデビッド・プライス(David Price)は4日、新型コロナウイルスの懸念を理由に、短縮して行われる今シーズンの出場を回避すると発表した。

 プライスはソーシャルメディアで「熟考し、家族やドジャースと話し合った末、今シーズンはプレーしないことが自分と家族の健康にとって最善だという結論に至った」と述べた。

「チームメートを恋しく思うだろう。シーズンを通し、ワールドシリーズ制覇まで応援する。今年は皆さんのためにプレーできず申し訳なく思うが、来年また代表して戦うことを楽しみにしている」

 現在34歳のプライスは今季、ウォーカー・ビューラー(Walker Buehler)、クレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)に次ぐ3番手として先発ローテーションの一角を担うことを期待されていた。

 MLBでは他に、昨季のワールドシリーズ優勝に貢献したワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)のライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)一塁手とジョー・ロス(Joe Ross)投手、そしてアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)のマイク・リーク(Mike Leake)投手が、23日開幕予定のシーズン不参加を表明している。(c)AFP