【7月4日 AFP】自転車ロードレース、三大ツール(グランツール)で2度の総合優勝を誇るナイロ・キンタナ(Nairo Quintana)が3日、ツール・ド・フランス(2020 Tour de France)へ向けた母国コロンビアでの練習中に車と接触する事故に遭った。本人は「大丈夫」だと話している。

 キンタナはツイッター(Twitter)に投稿した動画の中で「けさ、車にぶつかられた。気づくすべはなかった」「励ましや応援のメッセージをくれたみんなに感謝する。私は大丈夫だ」と語った。

 自身の兄弟でチームメートでもあるダジェル(Dayer Quintana、コロンビア)と一緒にトレーニングしていたキンタナは、右膝、左太もも、左肘をけがしたとしており、すでに故郷ボヤカ(Boyaca)県で治療を受けた。

 所属チームのアルケア・サムシック(Arkea-Samsic)によれば、キンタナは集団の後ろから来て、先導車を抜かした車にぶつかられたという。車は走り去ろうとしたが、キンタナのサポート車に追われた末、停車した。その後警察も現場に駆けつけたとしている。(c)AFP