【7月3日 AFP】米大リーグ(MLB)のシカゴ・カブス(Chicago Cubs)は2日、左腕のホセ・キンタナ(Jose Quintana)が米マイアミの自宅で皿洗いをしている最中に利き手の指を負傷し、チームを離脱すると発表した。復帰時期は未定だという。

 31歳でコロンビア出身のキンタナは、先月27日に左手の親指を5針縫う切り傷を負った。そして、この日はシカゴで顕微鏡手術を受け、損傷した指の知覚神経を修復した。2週間ほどで投球練習を再開できる見通しで、その際に具体的な離脱期間を判断していくという。

 今季のMLBは3月に始まる予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で開幕が延期。給与やシーズンの試合日数をめぐってリーグと選手会が対立した末に、各球団60試合制で7月23日に開幕する見通しとなっている。

 開幕予定日の1週間前にけがの回復具合を確認することになっているキンタナは、2012年にシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)でキャリアを開始し、2017年7月にカブスにトレードされた。

 キャリア8年間の通算成績は83勝77敗、1298奪三振、防御率3.72。昨季は13勝9敗で防御率4.68をマークした。(c)AFP