【7月3日 Xinhua News】中国湖南省(Hunan)湘西(Xiangxi)トゥチャ族ミャオ族自治州鳳凰県(Fenghuang)に建設されたジャイアントパンダのテーマパーク「鳳凰中華ジャイアントパンダ苑」が1日、開園した。四川省(Sichuan)からやって来たパンダ8頭は、1カ月の適応期間を経て正式に観光客の前に登場した。

 園内では、パンダたちがエアコンの効いた室内で居眠りする姿や、屋外で竹を食べたり水遊びしたりする光景などが見られ、無邪気でかわいい姿に観光客が足を止めて写真を撮っていた。

 8頭は5月30日に専用車両で同県に移された。湖南省西部地域にパンダがやって来るのは初めて。このうち2000年生まれの「竜昇(ロンション、Long Sheng)」と07年生まれ「清風(チンフォン、Qing Feng)」は成獣で、「興安(シンアン、Xing An)」「府府(フーフー、Fu Fu)」「華鴻(ファーホン、Hua Hong)」「離堆(リートゥイ、Li Dui)」「京宝(ジンバオ、Jing Bao)」「玉壘(ユーレイ、Yu Lei)」の6頭は17年生まれの亜成獣となる。(c)Xinhua News/AFPBB News