【7月5日 CNS】中国・北京市西城区(Xicheng)鴨子橋社区(Yaziqiao)では先月16日、一部住民が団地内で咽頭を拭い核酸検査を行っていた。係員によると、今回検査を行った対象者は、主として「天陶紅蓮菜市場」に出入りした記録を持つ住民だ。検査現場では、住民らは1メートルの間隔を空け行儀よく列に並んでいた。

 北京市西城区広外にある「天陶紅蓮菜市場」で「新発地市場」に出入りしていた市場関係者1人の新型コロナウイルス感染が確認され、その行動は「天陶紅蓮菜市場」とその周辺地域に及ぶことが判明した。

 先月16日午前2時以降、広外街道の楽城、鴨子橋、車站西街などの7つの社区(末端の行政組織の一種)の居住区で封鎖式管理の措置が採られている。(c)CNS/JCM/AFPBB News