【7月4日 CNS】中国・吉林省(Jilin)長春市(Changchun)で先月29日、中国の古典映画『鋼鉄戦士』が野外で上映され、市民を引き付けた。中国大手映画会社、長影集団が選りすぐった23本の名作映画を、6月中旬から野外で上映し、好評を博している。

 当日夜、長春市民の夏をしのぐために設けられた「野外映画館」は日暮れとともに、午後7時半に映画が上映された。

 長影集団・総経理補佐の程煒博(Cheng Weibo)さんによると、今回厳選した23本の映画の中には、古典映画『五朵金花(邦題:五人の娘)』 『平原遊撃隊』があり、また多くのファンから支持されている『辛亥革命(英題:1911)』 『銅雀台(英題:The Assassins)』などがある。

 新型コロナウイルス感染症拡大後、歴史ある映画館は深刻な影響を受けており、映画館で映画を観ることは映画ファンにとって贅沢な望みだった。今回の長春市の野外上映は、映画ファンの要望にはある程度応えたという。

「野外映画館」は7月4日まで営業する。(c)CNS/JCM/AFPBB News