【7月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は51万2383人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計1056万4050人余りの感染が確認され、少なくとも534万1000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 1日午前4時以降、新たに5354人の死亡と18万3264人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1280人。次いで米国(1169人)、メキシコ(648人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに12万7681人が死亡、265万8324人が感染し、少なくとも72万631人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は5万9594人、感染者数は140万2041人。以降は英国(死者4万3906人、感染者31万3483人)、イタリア(死者3万4788人、感染者24万760人)、フランス(死者2万9861人、感染者20万2126人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(65人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(53人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3534人、回復者数は7万8479人。

 地域別の死者数は、欧州が19万7605人(感染269万3243人)、米国・カナダが13万6344人(感染276万2595人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が11万6534人(感染259万1485人)、アジアが3万5156人(感染133万970人)、中東が1万6470人(感染76万9591人)、アフリカが1万141人(感染40万6747人)、オセアニアが133人(感染9423人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP