【6月20日 Xinhua News】中国の自然資源部は、先日打ち上げられた海洋観測衛星が第1弾となるリモートセンシング(遠隔探査)画像を送信してきたことを明らかにした。

 今月11日に打ち上げられた、中国では4番目となる海洋観測用の遠隔探査衛星「海洋1号D(HY-1D)」は正常運行を開始。同じく、正常に操作を開始した搭載機器には、海水の色を調べる計器や温度スキャナー、較正分光計などが含まれる。

 海南省(Hainan)、北京市、黒竜江省(Heilongjiang)にある国家衛星海洋応用センターの三つの地上局は、14日に海洋1号Dから遠隔探査画像を正常に受信した。

 地上局でのデータ受信は設計要件を満たしており、加工処理した遠隔探査画像には海洋や沿岸地域、湖のデータを反映することができる。(c)Xinhua News/AFPBB News