【6月15日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は14日、第31節が行われ、シャルケ04(Schalke04)はホームでバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)と1-1で引き分け、リーグ戦連続未勝利数がクラブ史上ワーストとなる13試合にまで伸びた。

 昨年12月には3位に立っていたものの、現在9位まで順位を下げているシャルケは、今年1月にホームでボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)を2-0で下したのを最後にリーグ戦で勝利できていない。

 ブルキナファソ人DFエドモンド・タプソバ(Edmond Tapsoba)のハンドでPKを獲得したシャルケは、ダニエル・カリジウリ(Daniel Caligiuri)がこれを成功させて後半開始早々に先制。

 しかし81分にはフアン・ミランダ(Juan Miranda Gonzalez)がオウンゴールを献上してしまい、連続未勝利数がさらに伸びる結果となった。

 失点の場面では、DFベンデル(Wendell Nascimento Borges)にボールを奪われ、オウンゴールにつながるクロスを許してしまったカリジウリにも幾分かの責任はあった。

 10選手が離脱しているシャルケは、増加する負傷者に悩まされている。

 前節のウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)戦から4人の選手を入れ替えたシャルケのダヴィド・ワグナー(David Wagner)監督は、試合前に「(負傷者を)数えるのはやめた」と話していた。

 一方、7月4日にドイツカップ(German Cup 2019-20)決勝を控えるレバークーゼンは、残り3試合のリーグ戦で4位につけており、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権確保に向けて進んでいる。(c)AFP