【6月1日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は31日、第29節が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)がハットトリックを記録するなどし、敵地でSCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)に6-1で大勝した。

 サンチョの3ゴールに加え、トルガン・アザール(Thorgan Hazard)やアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)、マルセル・シュメルツァー(Marcel Schmelzer)にも得点が生まれた2位ドルトムントは、最下位パーダーボルンを下した。

 ドルトムントはこの結果、首位を走る王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との7ポイント差を維持している。

 また、他の試合ではボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)がマルクス・テュラム(Marcus Thuram)の2得点などで、ウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)を4-1で下した。

 試合後にメンヘングラッドバッハの選手たちは、無観客の会場に厚紙を切り抜いて作った1万5000人の「ホームファン」を前に勝利を喜んだ。

 先週1-3でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に敗れ、前節は下位に沈むヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)とスコアレスドローに終わっていたメンヘングラッドバッハにとっては、この勝利は大きなものになった。

 メンヘングラッドバッハは、1日にケルン(1. FC Cologne)との試合を控えるRBライプツィヒ(RB Leipzig)を抜き、暫定ながら3位に浮上している。(c)AFP