【5月31日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は30日、第29節の試合が行われ、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が2得点を決めるなど、降格が危ぶまれるフォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)に5-0で圧勝し、2位との勝ち点差を暫定で10に広げた。

 マティアス・イェルゲンセン(Mathias Joergensen)のオウンゴールで先行したバイエルンは、その後ベンジャミン・パヴァール(Benjamin Pavard)とレワンドフスキ、そしてアルフォンソ・デービス(Alphonso Davies)が得点を重ねた。

 今季残り5試合となる中、リーグ戦8連勝を飾ったバイエルンは8連覇に向けて順調に歩みを進めている。しかしながら、2位のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は31日に最下位のSCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)戦を控えており、その差が縮まる可能性もある。

 この日はいくつかの新記録が誕生しており、2ゴールを記録したレワンドフスキは今季公式戦での得点数を43に伸ばし、まだ試合を残す中で自己記録を更新した。

 またハンジ・フリック(Hansi Flick)監督はチームを率いて25試合目にして22勝目を挙げており、2013年に就任したジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)元監督の同試合数での成績を上回った。

 昨年11月にニコ・コヴァチ(Niko Kovac)前監督を引き継いだフリック監督は「スタッツや記録に興味は湧かない。大事なのは上出来のシーズンを送ることだ」とコメントしている。

「バイエルンでは当然のように勝ちを期待される。満足している。こちらは非常に積極的で、相手にチャンスを作らせなかった」 (c)AFP/Ryland JAMES