【5月25日 Xinhua News】射撃競技の中国代表チームは20日、1年後に延期となった東京五輪に向けて準備を強化するため、選手の人数を増やして次回の代表合宿に招集する意向を発表した。

 中国チームは、東京五輪や、2022年に浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)で行われるアジア競技大会、2024年のパリ五輪など、今後の主要な大会に向けて選抜要員を拡大するためと説明している。

 東京五輪は今年の夏に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大のために1年後の2021年7~8月に延期された。

 射撃競技の中国代表チームは1984年のロサンゼルス五輪で中国初の金メダルを獲得したが、4年前のリオデジャネイロ五輪では大きく後退し、金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル4個にとどまり、1988年以来の低成績に終わった。(c)Xinhua News/AFPBB News