【5月8日 AFP】ラグビー元ニュージーランド代表SOのコリン・スレイド(Colin Slade)が7日、フランスリーグ・トップ14のポー(Pau、セクシオン・パロワーズ<Section Paloise>)を退団し、ジャパンラグビートップリーグの三菱重工相模原ダイナボアーズ(Mitsubishi Heavy Industries Sagamihara DynaBoars)に加入すると発表した。

 オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)の一員として2度のW杯(Rugby World Cup)優勝を経験した32歳のスレイドは、2015年にニュージーランド代表として最後にプレーした後、ポーで5年間を過ごした。

 スレイドはインスタグラム(Instagram)に「ポーでの時間が終わったと思うと悲しいが、来季からは日本でキャリアを続行することに強い気持ちでいる」と投稿した。

 ポーとの契約は6月に満了を迎える予定だったが、フランスのラグビーシーズンは新型コロナウイルスの影響によって打ち切りになった。

 今後は自身が代表キャリアでバックアップ役を務めたダン・カーター(Dan Carter)の足跡をたどる。カーターも日本に戦いの場を移していたが、先日所属していた神戸製鋼コベルコスティーラーズ(Kobelco Steelers)からの退団を表明している。(c)AFP