【5月1日 AFP】米国男子ゴルフツアー(US PGA Tour)は30日、来季の出場権獲得に関するガイドラインを変更し、2019-20シーズンを欠場していた選手も含めてシード権を維持できるプレーヤー数が増えることになった。

 通常のルールでは、フェデックス・カップ(FedEx Cup)のポイントランキングでトップ125位以内に入れなかった選手は、来季のシード権を失うことになっている。

 しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行で19-20シーズンが短縮されていることから、PGAツアー側は選手の最終ランキングが何位であろうとも、20-21シーズンのシード権を認めるという例外措置を設ける方針を打ち出した。

 代わりにトップ125位圏外に落ちた選手がPGAツアー昇格を目指してプレーする下部ツアー、コーン・フェリーツアー(Korn Ferry Tour)の上位選手にはシード権を与えないことになった。

 また、前年のツアー優勝者のみが出場できるセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(Sentry Tournament of Champions 2021)についても、来年は出場資格が変更されることになった。

 2020年の優勝者全員に加え、それ以外でフェデックス・カップのプレーオフでトップ30に入った選手と、ツアー選手権(TOUR Championship 2020)の出場者は、トーナメント・オブ・チャンピオンズでプレーすることができる。

 今季のPGAツアーは日程が変更され、6月11日に米テキサス州フォートワース(Fort Worth)で開催される招待イベント、チャールズ・シュワブ・チャレンジ(Charles Schwab Challenge 2020)で再開される予定となっている。(c)AFP