【4月24日 AFP】ポーランド最大の自然保護区「ビエブジャ国立公園(Biebrza National Park)」で19日から大規模な火災が続いており、23日までに公園面積の10%に当たるおよそ6000ヘクタールを焼いた。ポーランドは近年で最悪の干ばつに見舞われている。

 環境省は違法な野焼きが火災の原因とみており、強風と干ばつにより被害が広がった。消防当局が消火に当たっているが、鎮火の見通しは立っていない。

 ビエブジャ国立公園は欧州でも有数の保全状態の良い湿地があることで知られ、ヘラジカやビーバー、オオカミ、希少な鳥類などの生息地となっている。(c)AFP/Anna Maria Jakubek