グリシャム米大統領報道官が辞任、定例会見一度も開かず
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【4月8日 AFP】米ホワイトハウス(White House)のステファニー・グリシャム(Stephanie Grisham)大統領報道官が7日、辞任した。グリシャム氏は定例記者会見を一度も開かず、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は広報活動のほとんどを自ら行ってきた。
ホワイトハウスによると、グリシャム氏はメラニア(Melania Trump)大統領夫人の首席補佐官に就任する。
米誌ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)によると、後任には、2020年大統領選でトランプ陣営の広報を務めるケイリー・マケナニー(Kayleigh McEnany)氏が就任する。同氏は、ジョージタウン大学(Georgetown University)とハーバード大学ロースクール(Harvard Law School)を卒業した。
グリシャム氏は昨年6月に大統領報道官に就任。しかし、トランプ氏が記者らと絶え間ない争いを繰り広げる間、ほとんど公の場に姿を見せることはなかった。
グリシャム氏の辞任は、新たに就任したマーク・メドウズ(Mark Meadows)大統領首席補佐官による大規模な人事刷新の始まりを示すものとなる可能性がある。(c)AFP/Sebastian Smith