【4月4日 AFP】(更新、写真追加)フランス南東部で4日、男1人が複数人を刃物で襲い、2人が死亡、4人が負傷した。男はその後、身柄を拘束されたという。複数の情報筋がAFPに対して明らかにした。

 襲撃はロマンシュルイゼール(Romans-sur-Isere)で発生。警察は午前11時ごろ、男を取り押さえたという。

 捜査当局に近い情報筋によると、自称スーダン難民で、1987年生まれと供述している男が複数人を襲撃した。

 負傷者のうち3人は重傷。当初は7人が負傷し、うち1人が深刻な容体にあるとされていた。

 また、地元メディアが目撃者の話として伝えたところによると、男は襲撃の際、「アラーアクバル(Allahu Akbar、神は偉大なりの意)」と叫んだという。

 同国では2015年以来、ジハーディスト(聖戦主義者)による攻撃が相次いで発生し、4年超で256人が死亡。人々は恒久的な攻撃の脅威の下での暮らしを余儀なくされている。(c)AFP