【4月6日 Xinhua News】中国甘粛省(Gansu)の白水江国家級自然保護区譲水河保護ステーションでこのほど、森林保護員がパトロール中に野生のジャイアントパンダに出合い、携帯電話で貴重な映像を記録した。森林保護員の韓偉(Han Wei)さんは、野生のパンダに出合った時、わずか10メートルほどしか離れていなかったと当時の状況を振り返った。パンダは小川を渡って、悠然と向かい側の斜面をのぼって行ったという。

 同保護区の職員によると、保護区は面積が広大で地形も複雑なため、たとえ森林保護員でも屋外で実際にパンダを見かける確率は極めて低い。第4次ジャイアントパンダ調査の結果、甘粛省には合計132頭の野生パンダが生息し、うち110頭は同保護区内に分布していることが分かった。(c)Xinhua News/AFPBB News