【4月3日 Xinhua News】中国自動車大手の中国第一汽車集団(FAW、中国一汽)はこのほど、高級車ブランド「紅旗(Hongqi)」の第1四半期(1~3月)販売台数が2万5千台を超え、前年同期に比べ88%増加したと明らかにした。

 紅旗は新型コロナウイルス感染拡大による販売代理店の開店延期や客足減少などの状況に対応し、顧客キャンペーンを実施するなど、インターネットと実店舗での販路拡大を積極的に進めている。

 同社は、今後5年間で紅旗のラインアップを4シリーズ21車種に拡大するとしている。昨年に生産・販売台数が10万台の大台を超えたことを踏まえ、2020年に20万台、25年に60万台、30年には80万~100万台の突破を目指す計画を定めている。

 紅旗セダンは1958年のブランド設立以降、重要式典の場で観閲用車両として使われるなど、中国国産高級車を代表するブランドの一つとなっている。(c)Xinhua News/AFPBB News