【3月31日 AFP】国際水泳連盟(FINA)は30日、2021年に延期された東京五輪の具体的な日程が決まったことを歓迎し、同年に予定されている第19回世界水泳選手権(19th FINA World Championships)のスケジュールを「見直す」方針を示した。

 国際オリンピック委員会(IOC)と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)が、新しい日程が来年7月23日から8月8日で決定したと発表したことについて、FINAは「2020年東京五輪の新しい日程が発表され、明確性がもたらされたことを歓迎する」と述べた。

 FINAのフリオ・マグリオーネ(Julio Maglione)会長は、「五輪日程の再調整に迫られるという前例のない事態に際し、IOCと2020年東京五輪の友人は素晴らしい迅速性とプロフェッショナリズムで対応した」と評価した。

「早い段階で日程を知ることは、世界中の競技連盟とアスリートにとって非常に助かる」

 この動きを受けて、FINAは2021年7月16日から8月1日に福岡で予定されていた世界水泳の主催者と協議し、「日程の見直しを検討する」と明かした。(c)AFP