【3月27日 AFP】オーストラリアサッカー連盟(FFA)は27日、70パーセントの職員を一時帰休させ、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による危機の生き残りを懸けることになった。

 国内1部のAリーグは世界でも最後までシーズンを続けていたリーグの一つであったものの、今週に入ってついに中断に追い込まれ、同国サッカー界は現在活動休止状態に陥っている。

 FFAのジェームズ・ジョンソン(James Johnson)会長は、シーズン中断により連盟への登録料、放映権、スポンサーシップ、チケット販売など、収入の流れに打撃を受けることは避けられないとの認識を示し、「そのため、われわれは機能した状態を維持すべくオペレーションの調整が必要となり、職員の約70パーセントを一時帰休させる残念な決断を余儀なくされた」と述べた。

 同連盟は約100人を雇用しており、一部をパートタイムに切り替えるほか、可能な職員は有給休暇を取る一方で、「大勢のスタッフ」は給与なしの休みを余儀なくされるという。

 選手の給与削減については、何も言及されなかった。(c)AFP