【3月19日 AFP】ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race)の主催者は18日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に伴い、今年の大会を6月から9月19、20日に延期すると発表した。

 世界三大レースに数えられるルマンの主催者は、「コロナウイルス関連の健康面および、現在のフランスと世界の規制状況の結果」、延期の決定を下したと明かしている。

 米国が英国を除く欧州からの入国を停止したことを受けてセブリング12時間(2020 1000 Miles of Sebring)は中止となり、スパ・フランコルシャン6時間(2020 6 Hours of Spa)の開催も延期となった。

 今回の決定により、9月5日に英シルバーストーン(Silverstone Race Circuit)で開幕するFIA世界耐久選手権(FIA World Endurance ChampionshipWEC)への影響は避けられない。

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行により、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)、世界ラリー選手権(WRC 2020)、世界ロードレース選手権(WGP 2020)といったモータースポーツは延期や中止が相次いで発表されている。(c)AFP