【3月13日 AFP】各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、日本時間13日午前2時現在での世界の新型コロナウイルス感染者数は116の国・地域で13万1460人に達し、うち4923人が死亡した。

【解説】新型コロナウイルスと季節性インフルエンザは別の物

 12日午前2時以降に確認された新規感染者数は7360人で、死者は357人。

 昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生した中国では、香港とマカオ(Macau)を除く本土で8万793人が感染し、うち3169人が死亡、6万2793人が回復した。12日午前2時以降、新たに15人の感染と11人の死亡が確認された。

 中国以外では計5万668人の感染者が確認され、うち1754人が死亡。新たに確認された感染者は7345人、死者は346人となっている。

 中国以外で被害が大きな国は、死者が多い順にイタリア(死亡1016人、感染1万5113人)、イラン(死亡429人、感染1万75人)、スペイン(死亡84人、感染2968人)、韓国(死亡66人、感染7869人)。

 12日午前2時以降に初の死者が確認された国はアルジェリア、オーストリア、アゼルバイジャン、ガイアナ、ポーランド。初の感染者が確認された国は、キューバとジャマイカ。

 13日午前2時現在の地域別感染者数はアジアが9万773人(死者3253人)、欧州が2万7741人(死者1182人)、中東が1万1035人(死者440人)、米国・カナダが1416人(死者39人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が207人(死者3人)、オセアニアが155人(死者3人)、アフリカが134人(死者3人)となっている。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいている。死者の集計方法や検査体制は国によって異なる。(c)AFP