【3月10日 AFP】自転車ロードレース、パリ~ニース(Paris-Nice 2020)は9日、第2ステージ(シュブルーズからシャレットシュルロワン、166.5キロメートル)が行われ、NTTプロ・サイクリング(NTT Pro Cycling)のジャコモ・ニッツォロ(Giacomo Nizzolo、イタリア)が区間優勝を飾った。

 雨に見舞われたこの日のレースで、ニッツォロは最後のスプリント勝負を制してステージ優勝を果たした。一方、優勝候補に挙げられているアルケア・サムシック(Arkea-Samsic)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)は、猛スピードの中で残り25キロメートル付近で発生した集団の落車に巻き込まれ、トップから1分25秒遅れのフィニッシュとなった。

 総合争いでは、第1ステージを制したボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のマキシミリアン・シャフマン(Maximilian Schachmann、ドイツ)が首位を維持し、ジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia)でポイント賞を2度獲得しているニッツォロが15秒差の2位につけた。(c)AFP