【3月15日 AFP】米ユタ州ハイラム(Hyrum)近くのハードウェアランチ(Hardware Ranch)野生生物管理区で、ヘリコプターで移送される3頭のミュールジカ。

 同州の野生生物資源局(Division of Wildlife Resources)の野外診療所に運ばれ、厳冬期の健康状態を調べられる。職員は、腰の厚み、臀部(でんぶ)の脂肪や部位のサイズなどを測定し、全体の脂肪量の割合を導き出すと、それぞれの体調を記録した表を作る。今回運ばれたシカは、昨秋も測定されており、新データによって、年間で最も生存が難しい冬にどれほど体調を保っているかがわかる。(c)AFP